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Jul 05
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たかが旗であり、歌でしかないのだが、それらに象徴されるものに恐怖を抱く、その姿は、どこかで見たことがある。

ポーの一族だ。彼らは、十字架や聖書や教会を怖れる。もちろん、それそのものが恐怖の対象ではない。それらに象徴されるものを怖れ、それらを信仰する者を怖れるのだ。

たぶん、今、それに恐怖し、立ち上がることすら出来ない者は、歌が変わり、旗の色が変わったところで、それへの怖れから逃げることは出来ない。同じように座り込み、黙り続けるしかないのである。

アーサー・トマス・クエントン